1991年前後までの東欧の実態を知る良書。実際に過ごした子供時代から、その後の紛争中の状況まで、自分の子供時代の友人の消息を追い、実際に再会を果たしていくなかで語られている。非常に興味深く、息つく暇もなく、一気に読み切ってしまった。
脱東入西、かつての日本の脱亜入欧に通じるものを、東欧に見いだした。悲しいことである。
読書状況:読み終わった
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月12日
- 読了日 : 2011年10月4日
- 本棚登録日 : 2018年11月12日
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