寝不足がいかに健康に悪いか、自分の命を危険にさらしているかに気がつくことができる本。ある程度までの睡眠不足(本書では睡眠負債と表現)がないと、寝付きよくぐっすり眠れないというのは少々意外。しかし、感覚的には合っている。
以下 注目点
・睡眠負債はある程度抱えていなければ夜寝付きが悪くなってしまうが、ためすぎても圧縮はできない。ためた分だけ眠らないと返済できない。
・睡眠負債がかさんでいるときは、ごく少量のアルコールでも命取りになる。
・光を浴びると体内時計がずれる。真夜中を境にして、体内時計のずれる方向が逆転する。明け方は時計が速まる方向になる。→目が早く覚める。
・25時間程度の睡眠負債は、あったほうが、健康に深刻な影響はなく、逆にぐっすりよく眠れる。
・睡眠負債が50時間に近づくようだと、ぼんやりして普通の活動はできなくなる。
2014/01/21
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月12日
- 読了日 : 2019年1月2日
- 本棚登録日 : 2019年1月2日
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