臆病者のための億万長者入門 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋 (2014年5月20日発売)
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本棚登録 : 1699
感想 : 154
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トレーディングの世界は「みんなが美人だと思う美人に投票するゲーム」
これが株取引を一番よく表現できてると思います。
ある程度適正な価格はROEとかで測れるんでしょうけど取引価格は買いたい人と売りたい人の気持ちで変わります。
自分が美人と思っても周りのみんなが美人と思うかが問題ということです。
つまりみんなが思う美人を予想するゲームと喝破されてます。

ホリエモンについても書かれていて著者がよく言われる制度の歪みを利用して大儲けしただけと言われてます。
ただ誰もが天才的に歪みを見つけれるわけではないですし僕はやっぱり彼は天才やったんやなあと思います。

僕らがなれるデイトレーダーについても書かれています。
大儲けしたデイトレーダーは時間に余裕がある主婦や専業トレーダーなんですよね。
僕ら仕事持ちは精神的に耐えられないというところを実体験を交えて書かれています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年8月26日
読了日 : 2017年8月26日
本棚登録日 : 2017年6月11日

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