自分で考えよう: 世界を知るための哲学入門

  • 晶文社 (2016年10月15日発売)
3.75
  • (8)
  • (8)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 194
感想 : 16
5

・子供のための哲学入門書だが、大人が読んでも十分に得るものがある。
・自分の書棚に加えたい本である。
・哲学とは考えることで世界を変えること。
・自然以外のあらゆる文化は人間が考えたことで作られている。
・哲学的に物事を考える時、理性と議論を使う。
・理性とは何が正しくて何が間違っているかを決める能力。
・議論をする際は、「誰が正しいか」ではなく「何が正しいか」が大切。
・言葉がなければ考えることは出来ない。
・言葉は多義的(同じ言葉でも異なる意味を持つ)なので、言葉の正確な意味を調べる。
・知識とは知っていること、
・知っていると思っていることの中にも、実際には真実でないものがあるかもしれない。
・真実かどうかは、それを事実だと信じるのに十分な理由を調べる必要がある。
・物事を批判的に見て、常に疑問を投げかけて、納得できる答えが見つかるまで質問し続ける。
・知識や主張が正しいと信じる十分な理由を探し求めることで、本当に重要かを判断できるようになる。
・言葉はあいまいで色々な意味を持つけれど、概念を徹底的に調べれば、言葉の正確な意味がつかめる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子供関係
感想投稿日 : 2017年1月4日
読了日 : 2017年1月4日
本棚登録日 : 2017年1月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする