貧困大国アメリカの第三部。これで完結らしい。
今回のメインテーマは大規模化される農業。GM種子と特許、SANP法。そしてイラン、アフガン戦争。。相変わらず筆者の取材力と分析力が冴えて、読んでて荒廃した気持ちになります。
自由民主主義、資本主義のアメリカのバランスが資本主義、それも巨大資本にかなり寄ってきており、議会もマスコミも巨大資本に包摂されつつある、、アメリカはその世界最先端でもっともグロテスクにそれが現れてしまっているのだが、日本にも多かれ少なかれその要素はあるのでは!?
とにかく、この3部作は、毎回楽しみでした。
筆者の方、本当にありがとうございます!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション>平成、21世紀
- 感想投稿日 : 2014年5月31日
- 読了日 : 2014年5月24日
- 本棚登録日 : 2014年5月31日
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