マット・リドレーの「繁栄」が過去の"前向きな未来"を語った本だとすると、本書はまさしく未来に向けた前向きな未来予測である。「未来はいまよりよくなっている」ということを指数関数的な進化を遂げるテクノロジーの面から説明をしている。
人類の増えるスピードに食料供給が追いつかなくなることがマルサスの罠だったとすると、人類が資源を消費しつくすスピードに対して、指数関数的テクノロジーはそれを上回るということを、上巻では幾多の例を元に説明を続ける。
「繁栄」とセットにして読みたい作品。
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション>平成、21世紀
- 感想投稿日 : 2014年4月19日
- 読了日 : 2014年4月10日
- 本棚登録日 : 2014年4月19日
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