チベット密教 増補 (ちくま学芸文庫 マ 30-1)

  • 筑摩書房 (2008年5月8日発売)
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感想 : 7
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8世紀、イスラム教の侵略により勢力が縮小しつつあったインド仏教、僧侶たちは新天地を求めチベット高原へ旅立つ。
後期密教の歴史、指導者、秘密集会タントラ、修行法、マンダラの世界について書かれている。
ヒンドュー教の優位を覆す為、性的ヨーガを解脱の為の修行に取り入れる。この問題、戒律との矛盾は仏教者を悩ませる。
宗教の目的とやら....人間ではない何かが垣間見られる気がする。
専門用語が多すぎて、なかなか馴染めない部分もあったが....まぁ.....入門書として。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年11月26日
読了日 : 2021年2月2日
本棚登録日 : 2021年2月2日

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