コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方

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  • 東洋経済新報社 (2020年7月18日発売)
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先が全く読めない不安定、不透明な環境(VUCA)で企業はどう生き残っていくべきか。

以下、気になったフレーズ

コロナショックはプロの時代をもたらす。
専門性をもったプロのみが活躍する世界になる。

日本企業が再生のためにとるべき戦略
①サバイバル戦略
②生産性戦略
③成長戦略
④人材戦略

方策① 人員の適正化、ダウンサイジング
     ex本社3割の人員は余剰
方策② コストの「変動費化」
     固定費の圧縮
方策③ 目先のビジネスチャンスをものにする
     顧客の変化を見逃さない

両利きの経営
 既存事業の深耕・新規事業の探索を同時に

新規事業の探索 を阻むもの
 オーバーアナリシス(過剰な分析)
 オーバープランニング(過剰な計画)
 オーバーコンプライアンス(過剰な法律的縛り)

社内コミュニケーション術

・3タイプに分けて考える
 ①言われなくてもやる人 
   自己管理力が高い
 ②言われたらやる人   
   完全に自立していないので、オンラインとオフラインを併用する
 ③言われてもやらない人
   本来会社にいてはいけない人

・経験値の高い人と低い人を組ませる「メンタリング」
 仕事ができる人は在宅で仕事をし、仕事ができない人がオフィスにいると人が育たない。
 独り立ちできていない人は、分断されて、育たない課題がでてくる。

・「ムダ話」や「雑談」をするための、インフォーマル・コミュニケーションの「場」をつくる

・オフラインで人間の「機微情報」を見て、伝える


オンライン化やリモートワークの最大のリスクは
 つながっているつもり
 見えているつもり
 わたかっているつもり

現場に行かなければ感じられないもの、人と対面で会わなければ見えてこないものは確実にある
「三現主義」(現地・現物・現実)
五感で感じるリアリズムは、デジタルで代替することはできない。

掛け持ち業務や、副業で
新たな場でチャレンジすることができる


コロナ後の人材評価
 ①自己管理できる人
 ②指示待ちではない人
 ③自己研さんを続けられる人
 ④会社にしがみつかない人

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年11月7日
読了日 : 2021年11月7日
本棚登録日 : 2021年11月7日

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