好きな北村薫さんが帰ってきた気がした。
わたしと北村薫さんとに出会いは「時の三部作シリーズ」から。
今回も時にまつわるフレーズが出てくる。
(あーやっぱり時に対する心持ちがいいなー)ってなる。
今回の題材は山。
あまり気にもとめずに繰り返している日常への感謝や、圧倒的な自然への畏怖や感動を体感したくなる。
一人で旅をするのは海よりも山の方がいいのかな?と感じ入る。
元彼氏 原田への棘を残したまま最後へ。
最後に交わす言葉と表情に北村薫さんらしさを感じて読み終わり。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学・評論
- 感想投稿日 : 2014年11月3日
- 読了日 : 2014年11月3日
- 本棚登録日 : 2014年11月3日
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