八月の六日間

著者 :
制作 : 大武尚貴 
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年5月29日発売)
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本棚登録 : 1752
感想 : 280
4

好きな北村薫さんが帰ってきた気がした。

わたしと北村薫さんとに出会いは「時の三部作シリーズ」から。
今回も時にまつわるフレーズが出てくる。
(あーやっぱり時に対する心持ちがいいなー)ってなる。

今回の題材は山。
あまり気にもとめずに繰り返している日常への感謝や、圧倒的な自然への畏怖や感動を体感したくなる。
一人で旅をするのは海よりも山の方がいいのかな?と感じ入る。

元彼氏 原田への棘を残したまま最後へ。
最後に交わす言葉と表情に北村薫さんらしさを感じて読み終わり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・評論
感想投稿日 : 2014年11月3日
読了日 : 2014年11月3日
本棚登録日 : 2014年11月3日

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