たった一秒で仕事が片付くExcel自動化の教科書
吉田拳氏による著作。
2016年7月10日初版第1刷発行。
この本で最も大切なのは5章、6章
2020年3月8日記述
Excelのマクロ機能、VBAの読み方、書き方に関して解説した本。
この本で最も大切なのは5章、6章。
極端な話、仕事で使う可能性ないなら7章ユーザーフォームは無理に読まなくても良い。
実際に会社でマクロを使う際に役立つ為の実践的な方法を解説している。
マクロ用のフォルダを作り、その中に該当データをダウンロードし実行ファイルを開きマクロを実行するという一連の流れ。
それを具体的に作り出す、もしくは仕事でよく使うであろう箇所を重点的に解説している。
ただ前作とは異なり、なんとなくでVBAは使い始めることはまず出来ない。
ここがExcel単体との最大の違いであり、VBAの難しさだろう。
とりあえず始めることが出来る、出来ないの壁をVBAほど思い知ったものは無い。
実際に使うマクロとは何かに重点が置かれているので変数とかもっと色々根本的な所に関しては立山秀利氏の超入門本読むとか他の書籍も一緒に活用することでより深く分かってくると思います。
実践力のある現実に使うシーンを想定した解説というのはあるようでない。
だから本書が役立つ。
吉田拳氏もTwitterで指摘していたのだけれど、プログラミングは学校の試験や入試と異なり、完全に丸暗記しておく必要は無い。
見ながら、参考にしながら書けば良い。
大学で言えば持ち込み可の試験と思うこと。
そもそもVBAはノンプログラマーでもプログラミングしやすいように考えられたものだ。
プログラマーでは無い会社員、公務員などがExcelVBAを活用する為に本書は役立つだろう。
ガチンコのプログラミング用のVBA本を読むと一般人はまず挫折すると思う。
それは大学受験の英語勉強でいきなりロイヤル英文法読み出すようなもん。
- 感想投稿日 : 2021年12月24日
- 読了日 : 2021年12月24日
- 本棚登録日 : 2021年12月24日
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