原発暴走列島 単行本(ソフトカバー) – 2011/4/27
エネルギー政策までは踏み込んでない
2011年11月27日記述
自動車絶望工場などの著作がある鎌田慧さんの本。
今回の震災を受けての原発事故についても述べているけれどもこの本の多くはかつて著者が発表したものを再編集した本。
反原発の立場からの取材が中心。
当たり前だが電力会社、それを進めた自民党政権、への批判は厳しい。
マスコミについても広告費関連のためかベタ記事で済ませてきた過去が分かる。
物足りない点は基本的にこれまでについて語っており、これから(未来)どうするべきかが脱原発のみでエネルギー政策をどうするかまで踏み込んでいない点。
風力や太陽光ではやはり限界があるのも事実なのだ。
また、編集が甘いという指摘が他のレビューにあった。それ以外に漢字の変換が奇妙に思う点があるのもいただけない。例(そのご)
漢字をなるだけ使わないという方針ならそれはそれで良い。
しかし読んでいてひっかかりを覚えるようなひらがな変換はやめて欲しい。
ニュース、新聞などの使い方に合わせて欲しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月19日
- 読了日 : 2021年12月9日
- 本棚登録日 : 2021年12月9日
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