眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く

  • 草思社 (2006年2月23日発売)
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カンブリア爆発とは
わずか500万年の間に全ての動物門が複雑な外部形態を持つに至ったこと
→柔らかい外面が硬くなった

それは三葉虫が視覚を持ち出したから
→光スイッチ説
 日光の増大で皮膚の一部が眼になった
 脳とのつながりは他の五感のものを併用して、進化

なぜ視覚が外部形態を変えるに至ったのか?
→視覚を獲得したことによって、三葉虫が能動的な捕食を始めたから
 他の動物に食われないために硬くなったり、トゲをもったり、擬態できるようになったり
また他のものを食べるために武器を持ったりもした

なんらかの説を唱えたい時
まずは仮説を立て、それに沿う事実を集めていくことが必要

今まで興味なかった生物の進化や身体的機能や仕組みに少し興味が湧いた

つまりAIを眼とした時→
機能があるだけでは意味ない(それは目があるが視覚がないと一緒)?
今まであったものがAIにより変化する AIありきになる?
それまでなかった需要が生まれる 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年5月26日
読了日 : 2020年5月26日
本棚登録日 : 2019年12月8日

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