柳生十兵衛死す(上)(小学館文庫): 「時代・歴史」傑作シリーズ (上) (小学館文庫 R J- 7-1 時代・歴史傑作シリーズ)

著者 :
  • 小学館 (1999年2月5日発売)
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感想 : 12
5

そこには、二人の男の死体があった。
一人の名は、柳生十兵衛。そして、もう一人の名も又、柳生十兵衛。
果たして、この二人が死に至るまでに、一体何があったのか?

少年時代の一休さんとか、明正天皇の悲恋を軸に話は展開していきます。最後の、一文に向かって全てが収束されていく、爽快感というか、最後の一文が分かっているのに、けれども、キターッ、と叫ばずにはいられない、悲しく寂しいのだけれども、納得の結末。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2010年5月26日
読了日 : 2010年5月26日
本棚登録日 : 2010年5月26日

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