ミルトン・エリクソンの始めた現代催眠について書かれている本。
字が細かくて字数も多いけど、レイアウトが読みやすい(段組みになっていて1行当たりの文字数が少ない)ので読みやすい。
知的な面において面白いことが色々書かれていてエリクソンが行った催眠の事例も紹介されています。
確かにエリクソンの催眠能力は驚くべきものですが、実際にエリクソン催眠を行おうと思ってもどうやるのか分からない。本書をどう読めばエリクソン催眠ができるようになっているのでしょうか。私の能力では理解できません。
第12章 真相アプローチの実際 は興味深い事例集。確かに著者らはエリクソン催眠の有能な術者だとは分かりますが、本書の記述がどう役に立つのかは私の能力では疑問。
いっそのこと、エリクソンが行った催眠の事例集を読んで自分なりに学んでいく方が近道なのかもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20171006/p1
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
140 心理学
- 感想投稿日 : 2017年10月6日
- 読了日 : 2017年10月6日
- 本棚登録日 : 2017年10月6日
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