中学受験 合格力を伸ばす70ヵ条

著者 :
  • 講談社 (2007年7月18日発売)
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20080131
・中学を受験するということは、子供によい教育環境を与えることが目標、それを達成する過程も教育的でなければならない。
・受験をするのは子供たちだから、子ども自身が勉強に向かう動機を作っていかなければならない。
・勉強の最大の動機付けは「わかる」「できる」と思わせることです。
・与えることの難しさ
 →つい教えてしまうことが多いですが、いまの子どもたちには「与えれば、自分でえることをしなくなる」
・図を描くのが下手な子が増えました。
 →プリントやテキストで問題を与えられ、解答や解説を読んで理解することが多い。
  →テキストにかいてあることをまた書き写すことをしないから、図を描く機会が減ってしまうのです。
・算数は時間をかけて
 →「算数の問題はじっくり考えさせてください」
  →鉛筆を動かすこともなく、ただじっと問題を見ている場合は「本人に解く意欲がない」と見ていいでしょう。
  →なぜ? 本人にしっかりと効いてみたらいいでしょう。学びたいという気持ちが強ければ、理解も進みます。
   →「やりなさい!」と強制されると逆効果になる。
・計算力
 →練習をするにあたって、あまりたくさんやっても効果はありません。
  →お勧めコース!「毎日3題練習する方法」ただし「絶対間違えない」という条件付で。
   →絶対間違えないためには、検算を何回かするということが必要となってきます。
   →できれば、記録をつけて毎日連続ノーミス記録!をつければいかが?
・国語難解問題のコツ
 →読解問題を解くとき、大事だと思う部分に傍線をつけながら読んでいくくせをつけていく。
・ミスが連発!!
 →この症状がでたら伸びる前兆!
  →出たらたくさんの問題を時間内にやらせることはNG。ていねいにじっくり解かせるようにしてください。
・「ドジノート」をつけよ!
 →間違えた問題、できなかった問題は大切!
  →できなかたった問題を定期的にやり直す機会をつくるたにも「ドジノート」は有効
・理科は知識と計算
 1)知識分野・・生物、人体、地学、天体の一部
 2)計算分野・・水溶液、力、電気、天体の一部
・幼い、自立しないのは自分でやることが少ないからです。
・自立、自主性のために、家族の一員としての役割を与える。
 →例えば、「お風呂係り」として、忘れていれば家族全員お風呂に入れないという状況を作って理解させる。
 →その延長上で「自分で勉強できる」ようになれば自然と成績もあがるんです。
・すべてをやろうとすれば時間がない。戦略をしっかり立てて計画的に!
 →まず、「やることを絞る」、その上で、本当に今やらなければならない課題なのか。
・お父さんは冷静な観察者的な立場で
 →誰にも自分が苦しい部分を打ち明けられなくなると、子どもの問題が見つけられなくなってしまう。
・第一反抗期は小学校4年くらいからはじまる
 →反抗は「自分で考えて、自分のしたいように行動したいと」とう成長のあらわれ
  →まず、子どもとの距離感を上手にとることが大事!
  →やる内容は親が決めてもよいが、子どもたちはこの内容がどういう目的で、何を強化するためにやるものなのか、具体的に知っていることが大事
  →「やらされている」のではない「自分がやるんだ」という意識を持たせることが大事

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2008年1月31日
読了日 : 2008年1月31日
本棚登録日 : 2008年1月31日

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