前巻で知ってしまった事実により生きる希望を失いかけるも,改めて復讐を誓うオルバ.どうやって復讐を成し遂げようとしているのか,それが最後の最後で明らかになる.「さぁこれかあら新章だ」というところでのまさかのラスト.今まで育ててきたキャラたちのほとんどをバッタバッタと切り捨てる作者にあっぱれ.
復讐と同時に,婚約者の祖国ガーベラと皇帝が密約を交わしているっぽいエンデが開戦間近となり,板挟みにあい,オルバがどう出るのかが今回の知略戦のもう1つの柱.生まれながらの皇子2人に対して一歩も引かないオルバがカッコいい.
ただ,知略戦よりも意外なラストよりも,vsイネーリが一番面白かった.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
LIGHT NOVEL
- 感想投稿日 : 2012年11月24日
- 読了日 : 2012年11月20日
- 本棚登録日 : 2012年11月20日
みんなの感想をみる