源氏物語全54帖分をざっくり約500ページ弱に要約.表紙では十二単の女性がPCやタブレットを所持しているが,中身の現代訳はそこまでぶっ飛んでいない.ストーリーの本線を,ときおり原文を交えながら丁寧に読み下している.原文に描写されている当時の風俗風習などは大変勉強になるのだろうけど,あらすじ本線に関わらない部分ということでバッサリカット.あんちょこには向かない.
“サムシングがあったのだろう”とか“彼はそういうビヘイビアを大切にする”とかの表現はもう死語のような気もするけど,ざっくり源氏物語全体のあらすじを把握したい場合にはもってこいの本.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
LITERARY
- 感想投稿日 : 2013年4月28日
- 読了日 : 2013年4月21日
- 本棚登録日 : 2013年4月14日
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