奇怪なビュイックに見えるモノを、父の同僚の警察官たちがかわるがわる語っていく形式はおもしろい。
理解できないものに直面してしまった人間はどう行動するのか?そんな事で警官いいのかぁ?と思いながらも、ふとわが身を振り返る。
日常の筋の通らない理不尽な事に出会っている自分はどのように行動しているのか?汗、汗、汗。
このように、内容はストルガツキー兄弟的にほっておかれるのですが、わが身を振り返ってぞっとするホラーなのでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
幻想と怪奇
- 感想投稿日 : 2014年6月3日
- 読了日 : 2014年6月3日
- 本棚登録日 : 2014年6月3日
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