図書館から借りたら下巻から先にきた。
最近流行ってきているアドラー。フロイトと同時代の方なんですね。
共同体の中の自分の位置を見つける事が幸せにつながる。と説く。自分とは何かを見つけることとかいわれたらどうしようかと思いましたが、そこは腐っても心理学者。さすが。自分の居場所とは、自分が他者にたいして貢献できることを見つけられる場所。「認めてほしい」という気持ちのみからは他者のためになることという発想は生まれにくいですね。
でも、できるはず。そのように設計されているのですから。というのはドーキンスの「利己的な遺伝子」の学説。そのほうが自分も生き延びやすいから・・・とにかく、どうやったら認められるのか、に戦々恐々とするより、他の人のためと思っているほうが心安らかでいられることは確かですね。
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- 感想投稿日 : 2016年6月5日
- 読了日 : 2016年6月5日
- 本棚登録日 : 2016年6月5日
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