最新の研究成果というのだが今までの定説を覆すのに必死で、本書まえがきにある通り、研究者自身が自分の狭い専門領域に閉じこもっているというのもさもありなんという感じ。軍部の独走ばかりが批判されるがそれ以外の所に問題が無かったのかを検証するのはいいのだが、逆に一般読者が本書を読むと満州事変や張作霖爆殺に陸軍の問題は殆ど無かったかのごとく感じるのではないか?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年7月8日
- 読了日 : 2016年7月8日
- 本棚登録日 : 2016年7月8日
みんなの感想をみる