いずれも大正〜昭和初期の作品だが、旅ものという設定もあって、描かれる主人公たちが一体どのようにして飯を食っているのか見当がつかない。おそらくは作家的な仕事をしているのだろうが、長期に渡って旅から旅へ、ブラブラ日々を過ごしながら孤独感に苛まれていても、現代からすると羨ましくはあってもまったく同情共感できるものではない。若くしてFIREした人みたいに見えてしまう。
まぁしかしどれも美文であり、読めば旅情を誘われることはまちがいない。49/100
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- 感想投稿日 : 2023年4月29日
- 読了日 : 2023年4月29日
- 本棚登録日 : 2023年4月29日
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