プロレタリア作家二人に挟まれた形の十和田操が素晴らしい。外套、洋服、靴といった外観に家庭の格差の全てが現れていた時代の方が、親ガチャなる言葉にあふれる現代よりもむしろ子どもたち自身で自身の境遇に立ち向かっていたのかもしれない。何か複雑な気持ちにさせられる。33/100
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年12月23日
- 読了日 : 2022年12月23日
- 本棚登録日 : 2022年12月23日
みんなの感想をみる