正しく「事実は小説よりも奇なり」である…大きな時代のうねりの中では、余りにも瑣末な活動だったかもしれない彼らの闘いかもしれないが、「こういう闘いをした人達が居た」ということ…「記憶したい」という気がした。或いは極最近登場した姉妹編の『ある幕臣の戊辰戦争』以上に強い余韻が残った作品だった…
陣屋から整然と、領民達に見送られて出陣する場面…何故か涙が…
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
中村彰彦 作品
- 感想投稿日 : 2014年3月11日
- 読了日 : 2014年3月11日
- 本棚登録日 : 2014年3月11日
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