日本の姿を風刺的に描いたSFチックな短篇集。筒井康隆を彷彿とさせるパロディとユーモアとナンセンスが偽悪的に炸裂しており、素晴らしい想像力に脱帽。風刺めいた作品を編み出す技術と知力と鋭い分析力を持つ著者にはこういった短篇集を何冊も上梓して欲しい。その時期に決して遅すぎるということは無いのだから。
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- 感想投稿日 : 2022年11月23日
- 読了日 : 2022年11月22日
- 本棚登録日 : 2011年10月7日
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