上質に走るのか、手軽に走るのか。
ポジショニングにおけるbest of bothはありえないという主張。
要は「選択と集中」に時間軸のイメージを付与したような展開でしょうか。
一時期成功していた上質、あるいは手軽さによる差別化も
時代の変遷、特に技術進歩により、
すぐさま競争優位性はなくなる(これを不毛地帯と呼ぶ)。
この議論は、上質に行ける裁量があるなら
上質を目指す方がリスクヘッジできる気がします。
「上質はオーラ・個性・経験で構成される」ということですが
この3つで構成されたプロダクトに対し、プライシングをどうするか
という点が非常に難しい。
よく言われる話ではあるが、
成功するにあたりどういった点が必要なのかは難しいお話。
納得する点は非常に多いので、読んでみても良いと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マーケティング
- 感想投稿日 : 2011年12月30日
- 読了日 : 2011年12月30日
- 本棚登録日 : 2011年12月30日
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