トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか

  • プレジデント社 (2010年7月6日発売)
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上質に走るのか、手軽に走るのか。
ポジショニングにおけるbest of bothはありえないという主張。

要は「選択と集中」に時間軸のイメージを付与したような展開でしょうか。
一時期成功していた上質、あるいは手軽さによる差別化も
時代の変遷、特に技術進歩により、
すぐさま競争優位性はなくなる(これを不毛地帯と呼ぶ)。

この議論は、上質に行ける裁量があるなら
上質を目指す方がリスクヘッジできる気がします。

「上質はオーラ・個性・経験で構成される」ということですが
この3つで構成されたプロダクトに対し、プライシングをどうするか
という点が非常に難しい。

よく言われる話ではあるが、
成功するにあたりどういった点が必要なのかは難しいお話。
納得する点は非常に多いので、読んでみても良いと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マーケティング
感想投稿日 : 2011年12月30日
読了日 : 2011年12月30日
本棚登録日 : 2011年12月30日

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