子供のころ、マンガ雑誌の懸賞で当たった小さなラジオが宝物でした。それを耳に当て、布団をかぶって、ボリュームを絞り、深夜にこっそりラジオドラマを聴くのが大好きでした。
その中で最も印象に残っていたのが「冷たい方程式」を原作とした作品。残念ながらタイトルは覚えていませんが、とても衝撃を受けました。
そのことを、ふと思い出し、原作を読んでみようと手に取った一冊です。
このシチュエーションはやっぱり秀逸ですね。でも、それだけです。もう一味、もうひとひねり欲しかったです。
SF短編集。
有名な表題作よりも、ラストのアイザック・アシモフの「信念」がおもしろかった。さすがは巨匠。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月19日
- 読了日 : 2021年3月19日
- 本棚登録日 : 2021年3月19日
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