おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版 (講談社キャラクターズA)

  • 講談社 (2013年7月2日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 4
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 作品内でも季節が過ぎ、1年が経過してどれみ達も17歳になりました。高校二年生という大人の階段を徐々に登りつつある彼女らの選択が見られる今巻。今回はドラマCDが付いているということなのでもう買うしかねぇだろとおもって限定版購入しました。

 地に足の着いた付き合い。今回は人との付き合い方に終始していた話が多くありました。久しぶりの登場美少女まりなちゃんの木村との対等でありたい付き合い方、その後のおんぷストーカー事件、ももこの恋心など踏み込みすぎず踏み込まなさすぎず、丁度いい付き合い方を書いていました。あいちゃんの陸上に対しての付き合い方もスッパリ諦めるのではなく、まだ自分の中に残っている可能性を確かめる形になりました。きっぱり諦めたっていうのはカッコイイけど、まだ好きなものには正直でいたいあいちゃんの性格の良さがでている話で良かった。自分のことをどれだけわかっているかで様々なことへの付き合い方は変わりますが、それには自分だけでなく友や家族といった他人の目も必要です。だからこそ、地に足の着いた付き合い方は繋がりが大事になってくるものなんだなぁと思いました。

 ドラマCD最高!。限定版ということでシリーズ第一巻であるおジャ魔女どれみ16の内容のドラマCDがついていました。当時のどれみ達が脳内で蘇るように変わらないおジャ魔女がそこにはありました。いやぁ本当に声優陣が良い芝居をしています。本編のあとの声優インタビューの話でも売上が良ければアニメ化も夢ではないと言っていてくれているので是非売れに売れてアニメ化して欲しいですねぇ。

 17歳というと徐々に社会が決めた大人になりつつあるお年ごろ。葉月家のばあやのようにずっとそこにあり続けるとおもった現実もふっと変化してしまう時期でもあります。ここから先そういった変化が起きてくる時期だからこそMAHO堂一同で頑張っていって欲しいなぁ。はやくアニメ化してくれぇ~

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年7月19日
読了日 : 2013年7月19日
本棚登録日 : 2013年7月19日

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