2回目の読了。初めて読んだとき、
「私は坂口安吾の文章は、なんだかきらいだ」
と感じたのだが、数年ぶりに読んで、前回とはまた違う感想。
堕落論・・・悪くないかも。
それが、内的要因なのか外的要因なのかは分からないけれども。
私が文学に対して冷めたからなのか、
安保法案が問題になっているご時世だからなのか・・・
そして安吾の文章は、太宰治に通づるところがあるし、その内容は会田誠に通づるところもあるなあと。
(太宰治のことを、フツカヨイ的だと言っていたのはなるほどと思った)
坂口安吾のいう「堕ちる」とは、「存在する」ということなのかなあと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
男性作家
- 感想投稿日 : 2015年9月28日
- 読了日 : 2015年9月28日
- 本棚登録日 : 2015年9月28日
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