未来のための江戸学 (小学館101新書 52)

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  • 小学館 (2009年10月1日発売)
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江戸時代を参考に現代との思想、哲学の違いから本質的な考えや物質社会との関わり合い方などある意味生きるヒントを提示してくれる。

また、鎖国と言われながらもその当時の諸外国との関係性はすでにグローバル化しており、その理由を教えている。

アメリカや中国との関係もしかり今後日本が社会問題に対して、どう向き合い対応して行くのか課題は多い。

そんな中、物は基本、人間と同様にいつかはなくなり自然に帰るものであり、世界は循環していく社会が必要であると著者は述べていると思う。また、それは過去の歴史が教授してくれるとも言っている。

これらのヒントが日本だけでなく世界で起こっているグローバル問題を紐解く鍵の一部になるのかもしれない。


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感想投稿日 : 2017年9月14日
本棚登録日 : 2017年7月24日

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