子どもの頃、大好きだった「ぽっぺん先生」シリーズ。
帰らずの沼と、日曜日は覚えているのに
笑うカモメ号は内容がまったく記憶になかった。
それもそのはず…今回再読して、納得。
これ、子どもには少し難しすぎる。
記憶、悪魔、誘惑、裏切り、進化論、夢、少年時代、母親…
それらのごった煮スープ。
特筆すべきはコトバ遊びのうまさ。
(ダジャレなんですが、うまい!)
それにしても
悪魔たちの醜悪さと対比して
カモメの美しさが切ない。
あんがい萌えキャラかもしれない。
いつかきっとアルカナイカにたどり着く日まで
ぽっぺん先生は、独身を貫き通すのかな…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年5月16日
- 読了日 : 2010年5月16日
- 本棚登録日 : 2010年5月16日
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