図書館の最近借りられた本が並ぶ棚に苫米地英人の本があるじゃん,と思って何と無く手にとってその場で30分ぐらいで読み終えた。なんつうか,努力を苦としない天才の話って味気ないなぁとー感じた一冊であった。セルフイメージが大事とかコンファートゾーンが大事とかどこにでも書いてある話を簡単にまとめてある。後は自慢話って感じだった。ここで努力の天才である東大を主席で合格した山口真由の勉強法の本と比べてみよう。具体的でこと細やかな方法論も載っており大変ガッツを感じる熱い本だった。それに比べてこれは・・・淡々と自慢話と無理難題をつらつらと並べて無味乾燥である。って後から気付いたが,あくまでも"子育て"用の本だからあえてつまらない書き方したのだろうか。それにしてもいくら天才であろうと文字で人を魅了する技術はないんだなぁと勉強になった。それにしても筆者が有名でさえあればいくら適当に執筆してもバコンバコン本が売れる現実は悲しいものですね・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
啓発及び人生哲学
- 感想投稿日 : 2015年8月27日
- 読了日 : 2015年8月27日
- 本棚登録日 : 2015年8月27日
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