無境界の人 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2002年2月20日発売)
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感想 : 9
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カジノに行くときには森巣さんの本を持参しよう(笑
某webでは常識ですね(笑

森巣さんのいうところのゲーム性というのは重要な要素である。
ゲーム性:
経験の蓄積と、そこから抽出された熟達がゲームの勝敗に果たす要素を、森巣さんはゲーム性と呼んでいる。
つまり、将棋、囲碁、チェスなどはゲーム性が高い。
ルーレット、大小、casinowarなどはゲーム性が低い。

そしてカジノはゲーム性の低いものを採用するのである。
当然です、ゲーム性が高いものは採用しない、当然である、
強い奴が勝つからです。

ノウハウが必要なものではなく、運不運に左右されるものが採用されるのである。

私はゲーム性が高いもののほうが面白いと思うのだが、
カジノで流行っているのは運不運に左右されるものである。

ということで、森巣さんはパイガオ(牌九)しかやらないと書いてある。
確かに難しそうでルールもわからない、
機会があればチャレンジしてみたいものです。

脱線しました。

この本の真髄は
日本人とは何かである。

私はこの気持ちがよくわかるのである、
ちまたの噂によると、日本人は日本人論が好きであると。
これは内田さんの本などにも出てきてたかな。

あまり日本人論などは読まないのだけど
内田さんの本をよんでなるほどと思いつつ、
じゃっかんの気持ち悪さがのこる意味がここにあったのです。

あんたがたのいう日本人論の日本人に私を含めないでくれ、
そういった違和感です。

日本人とはなんでしょうか。
考えてみると答えはどこにいくのでしょうね。

私は日本人であるという意味は日本国籍を所有していること以外に
なにも存在しないのではないか。うむむ。

自分用メモ:
英語会話の秘訣は
プリーズ
ソーリー
サンキュー

バーベキューキング(シドニー)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人生に役立つかもしれない本
感想投稿日 : 2013年5月22日
読了日 : 2013年5月22日
本棚登録日 : 2013年5月22日

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