実情に合わせて形を変え、対応できることが会計学のいいところなのではないかと思わせてくれました。いま学んでいる会計学が、いったいこの先なんの役に立つのか、どのように活用していけるのか、今のうちから考えながら勉強していくことが必要だなと。最終的には実務で使えるようにならないといけないんだ、という意識を置きながら勉強することで日々の勉強から得られるものも変わってくるのではないでしょうか。
もう少し内容面に関しての話。本書は経営や会計の技術についての本というより、稲盛さんの経営哲学が軸になっていると思います。経営と会計のことを話しのきっかけにしつつ、彼自身の考え方、理念を訴えている印象。拙著「アメーバ経営」のほうも読みたくなりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2014年2月2日
- 読了日 : 2014年2月4日
- 本棚登録日 : 2014年2月2日
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