武士道 (岩波文庫 青118-1)

制作 : 矢内原忠雄訳 
  • 岩波書店 (1938年10月15日発売)
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流石に訳が古いので、一度読んだだけでは理解は困難。
著者の東洋西洋問わずの知識の広さ、深さに感銘を受け、武士道の内容そのものよりも、これだけの優秀な人物が明治のこの時期にいたという事実に何よりも驚かされる。

武士道は、孔子、孟子といった中国思想家の考えをベースにして、日本固有の道徳観がかけ合わさって来ている。我々日本人のDNAに深く刻まれているであろう道徳観である。

新訳を別途読み、理解を深めたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年8月24日
読了日 : 2018年8月24日
本棚登録日 : 2018年8月8日

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