上司と話していて、彼の言う正しさ、特にその背後にある価値観が全く理解できないということがありました。
その時は「他人の価値観を変えてみようもないし、仕方がない」ぐらいで済ませたのですが、それからも時々そういうことがあるので心に引っかかっていました。
本書を読んでからは、「上司は客観主義的、私は主観主義的な考え方だな」というふうに理解できるようになりました。
だからといって上司と分かりあえたわけでもないのですが、メタ倫理学的には自分の考え方にも批判されるべきところがあると知ることができたのは収穫でした。
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- 感想投稿日 : 2021年2月27日
- 読了日 : 2021年2月27日
- 本棚登録日 : 2021年2月22日
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