特捜部Q―知りすぎたマルコ― 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫 エ 7-7)

  • 早川書房 (2016年6月23日発売)
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本棚登録 : 275
感想 : 16
4

「知りすぎたマルコ」の題名で内容の7割が推せる。とは言うものの、上巻を読みはじめると、マルコの身の上恐さに、ハラハラドキドキ。
6割過ぎてようやくクロス・・ここからカールの圏内に入るまで読み急ぐ。

カメルーン、コペンハーゲン、距離を置く犯罪の、しかも国家レベルの悪質金銭犯罪。
冒頭の残虐シーンから引き込まれた。

何時もの様に、合間に入る小話―アサドの「ラクダ話」「二個の瓜」。。。脳内出血の後に無理をしてもいいのか・・アサド!
ローセとゴードンの言い合い。。

カールの周辺・・ヴィガやイェスパも登場する。
マルコという名前に幸せな人がいたか?なんて思いつつ、ロマも絡みつつ、逃亡のスリリングに肝を冷やしつつ下巻へ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 北欧サスペンスミステリー
感想投稿日 : 2021年2月2日
読了日 : 2021年2月2日
本棚登録日 : 2021年2月2日

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