アンソニーホロヴィッツのホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第一弾。
パズラー要素が強い作品のイメージだったが、ハウダニットよりは、ホワイダニットに中心があった。なぜ、自身の葬儀を手配した日に殺されたのか。この真実に気づけば、犯人まで辿り着けるもの(柱となるのは結構使い古された仕掛け)。
論点がぼやけたまま読み進め、終盤でそう言うことだったのか!と気づく。読み返すと、めちゃくちゃフェアだった。
終盤はとんでもなく面白かったが、正直、ホーソーンのキャラがあんまり好きではなく、中盤までは少しキツかった。笑えない性格の悪さというか。この辺りはシリーズを追うごとに味わい深くなるのだろうか。。。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ミステリ
- 感想投稿日 : 2022年8月20日
- 読了日 : 2022年8月20日
- 本棚登録日 : 2022年8月20日
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