メインテーマは殺人 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2019年9月27日発売)
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本棚登録 : 427
感想 : 59
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アンソニーホロヴィッツのホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第一弾。

パズラー要素が強い作品のイメージだったが、ハウダニットよりは、ホワイダニットに中心があった。なぜ、自身の葬儀を手配した日に殺されたのか。この真実に気づけば、犯人まで辿り着けるもの(柱となるのは結構使い古された仕掛け)。
論点がぼやけたまま読み進め、終盤でそう言うことだったのか!と気づく。読み返すと、めちゃくちゃフェアだった。

終盤はとんでもなく面白かったが、正直、ホーソーンのキャラがあんまり好きではなく、中盤までは少しキツかった。笑えない性格の悪さというか。この辺りはシリーズを追うごとに味わい深くなるのだろうか。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ミステリ
感想投稿日 : 2022年8月20日
読了日 : 2022年8月20日
本棚登録日 : 2022年8月20日

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