聲の形(2) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社 (2014年1月17日発売)
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過去の回想から現代に移り、久々に西宮の姿を見かけた石田は、西宮に謝罪を伝えるために手話を習い始める。しかし再び西宮に近づく姿を見た西宮の妹・結弦や母から激しく拒否される。それを押し通していくほどの図々しさを石田は持っておらず、だからといってそれを止めるほど浅い罪悪感でもない。
ただ補聴器などを200万円弱弁償させた母への詫びに小遣い稼ぎをし、そのまま死のうとした石田。母は当然激怒しなんとか死ぬことを思いとどまる石田。
一方で詫びとしてでも手話を覚える石田に心を開き始める西宮は、石田を追い払う結弦と喧嘩になり結弦は家を出てしまう。そんな結弦を探しに嵐の中、外に出てしまう西宮。危険を知り西宮を探す石田と結弦だが、本気で西宮に向き合おうとする石田に、結弦は少しずつ心を許し始めた。

西宮のお母さん、手話わからないんだな‥父親不在で二人も子ども育てるとなると働くことに精一杯で娘と会話できる言語を覚える時間はないんだろうか‥とか思うけど先々で書かれる離婚の経緯を見ると強い女性であれ、と自身の反面教師的な育て方をしているのだろうか‥

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2022年3月7日
読了日 : 2022年3月2日
本棚登録日 : 2022年3月2日

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