電子書籍を持ち運んで読むことができるデバイス、キンドル。
そして、パソコン、携帯電話に続く新たな情報端末の形として注目を浴びるipad。
これらの機器が新たな情報の時代を築き上げていこうとするなかで、電子書籍が急増することが予想されているが、この電子書籍は社会にどのような変化をもたらすのか。
この新書ではパッケージからオンライン配信に移行していった例としての音楽についても言及しつつ、本の未来を述べている。
電子書籍がどんな特徴を持つか、日本の出版や書籍流通の現状にどのように関連していくかなどを詳しく、わかりやすくまとめていていい。
ただ、サブタイトルにある『本の復活』については最後まではっきりとした答えがないように思えるので、紙媒体の本がどうなるのか?に興味があると少し的外れな感があった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
専門書
- 感想投稿日 : 2020年3月17日
- 読了日 : 2010年5月21日
- 本棚登録日 : 2020年3月17日
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