いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

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  • ダイヤモンド社 (2018年10月11日発売)
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段取りをする上での大事なポイントが書かれている。
段取りをするとはどういうことかを具体的に示してくれていると感じた。

自分が重要だと思った気づきをまとめる。

・段取りとはルーティン化すること
ルーティン化することで仕事のベースができ、仕事のアウトプットのレベルが上がる。
基本動作をしっかり固めることで、まずは一定のアウトプットレベルを確保することが大切だと思った。

・仕事を分解すると、次の3つ
①目的地を決める
②目的地までの地図を描く
③目的地まで歩く

・ゴールを決めるために完成形のイメージを決める
やはり何が完成なのかしっかり決める必要がある

・結果と目標を勘違いする傾向がある
定量的な成果は結果であって目標ではない。
〜〜になりたいから、〇〇を達成する。
〜〜が目標で〇〇は結果に過ぎない。

・最終系のかたちをどれだけ想像できるかが重要
なるべく詳細に、かつ範囲を広げて想像する。
ネガティブな想像も必要で、本当に必要か?なども自問する。

・パターン化する
仕事の工程はパターン化できる。
トラブルをパターン化することも段取りの一つ。

・パターンの数を絞る
毎回パターンを変えるのは非効率。
簡単なものこそパターン化する。

・選択肢を減らす
曜日ごとにやることを決めてしまう。
選べるという状態は心理的な負荷が大きい。
だからこそルーティン化、パターン化して自分が選択する回数を減らす。

・すごいことをしようとしない
すごいことを目指すと段取りが疎かにになり力が分散する。
ルーティン化して一つ一つこなしていき、余裕を作ってから仕事の質を高める。

・基本情報のインプット
小冊子が書けるくらい調べる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年2月3日
読了日 : 2024年2月3日
本棚登録日 : 2024年2月3日

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