会社で意見が通る人、通らない人

著者 :
  • 実務教育出版 (2005年7月16日発売)
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感想 : 2
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(S)
 社内での交渉について説明した本。本書のねらいは、引用に書いた通り。

 交渉について説明しているが、ハードな書き方ではなくソフトに書いてある。ただし、書いてある内容はハードそのもので、意見を言うことに物怖じしない人にとっては「こりゃいいや」と思えるが、普段は声が小さい人にとってはかなりハードルが高い。

 読者にそういう人が多いことを予想してか、最終章の6章では「意見を言うことがあなたの成長の糧になる」と題して、自分の意見をきちんと言うことの大切さを啓発している。

 筆者のリアルな実体験から語られる話は、説得力がある。全体に非常にバランスがとれた良書。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミュニケーション
感想投稿日 : 2010年6月16日
読了日 : 2010年6月16日
本棚登録日 : 2010年6月16日

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