デューン 砂の惑星〔新訳版〕 下 デューン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2021年10月5日発売)
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本棚登録 : 133
感想 : 13
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上巻を読むのが苦痛だった。全くもって何を言っているのかわからないし、何が起こっているのかもわからない。状況も掴めないし、無駄に複雑で概観が捉えられず。それなのに断片的に色んな人物の目線で色んな出来事が展開されていく。時系列さえままならない。この文章の先に楽しみはあるのか?何度も数行読んで諦めたり寝落ちしたりを繰り返した。それでもなんとか読み進めた。すると中巻からなんとなく分かる気がしてきた。下巻ではやっとわかってきた。なにが起こっているのだろう、から、どうなるのだろう、という気持ちにやっとなった。細かい点は不可解なものが多く、なんだか矛盾してないか?というものもある。しかしストーリーとしては面白い……すべてが見えてこれば。見えないうちは本当に何が起こっているのかわからなくて苦しい。ついでに言うとDUNEは砂の惑星で完結せず、次がある。下巻を読み終わりそれがわかって絶望した。読む気力は今はない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月21日
読了日 : 2024年4月20日
本棚登録日 : 2023年9月6日

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