シリーズ3作目。まほろらが文化祭の演劇稽古で訪れた絶海の孤島で起きる連続殺人事件。独特な文章や会話のいいまわしは健在ながら,1,2作目よりだいぶ読みやすくなっている。ミステリとしても島に伝わる祈歌や隠し財宝という道具立て,物理的トリックそのものはオーソドックで悪くない。
ただ,ちょっと犯人の行動に無理があるのでは。普通は疑いを持つと思うんだが。そもそも,これならまほろの前で事件を起こさなくとも,という気もするしなあ。その辺含めて次作への伏線なのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2010年3月3日
- 読了日 : 2010年1月11日
- 本棚登録日 : 2010年1月11日
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