遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年12月25日発売)
3.39
  • (12)
  • (48)
  • (66)
  • (15)
  • (1)
本棚登録 : 687
感想 : 40
3

「桑原水菜さんて…」
と、見覚えのある著者名から記憶を辿ってみれば、「炎の蜃気楼」の著者でしたね。私にとっては大変懐かしいお名前です。
昔、「考古学者になってみたい」と思っていた私には、大変そそられるタイトルで、知り合いの「おすすめ本」にあったのをいいことに読んでみました。シリーズの最初です。
地味な考古学の世界にサスペンス的要素も入れ、さらにちょっと心トキメクキーワードが散りばめられた作品となっています。専門的な言葉もたくさん出てくるので、確認しながら読むのは手間もかかりますが、歴史好きにはたまらないでしょう!
中学生から読める一冊で、さらに考古学をメインの作品はなかなかないので、学校図書館に1つあっても良いのでは?と思う作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2020年3月19日
読了日 : 2020年3月19日
本棚登録日 : 2020年3月19日

みんなの感想をみる

ツイートする