コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1991年4月29日発売)
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本棚登録 : 2283
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(イタリアルネサンスの原本)
塩野七生氏の著作は「国家の経営」がテーマ
イタリア・ローマの歴史を描きながら、その目は「日本の国家経営=政治」がより良くなるようにとの未来へ向けられている
コロナ禍にあって日本の国家経営が厳しく問われている
単なる批判ではなく、より良くする英知を集めよ

歴史は人物の評価を一変させる力を持っている
コンスタンティノープルの陥落は
マホメット二世を英雄に変えた

最後の皇帝は高貴
人は己以外の者のために、死を受け入れる覚悟が必要

ベネチアのガバナンス
国政を担う「貴族」 政治の権利と国難に向かう義務

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月9日
読了日 : 2021年2月25日
本棚登録日 : 2021年2月24日

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