蕾姫綺譚 銀葉亭茶話 (銀葉亭茶話シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (1995年3月3日発売)
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樹精の統領・樹王君(すわんぐん)と金剛山(くんがんさん)の守護・地仙姫(ちそに)の間に生まれた娘・善花(そな)と、高麗(こりょ)の王子・勢龍(せりょん)の切ない初恋物語。
時代は高麗末期から李氏朝鮮が成立する辺りで、李成桂(りそんげ)とか出てくるので、ずっと、ある程度史実に準拠した話だとばかり思っていたんだけど、実際はかなり違うっぽい。
人間世界に歴史上の人物名が出てくるけど、史実に基づいた創作じゃなくて、人界も含めてなんちゃって平安物とか中華風ファンタジーとかの感覚で読むのが正しいみたいです。
三国志とかがアニメになると年齢あってない……みたいな感じに近いかも?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ラノベ(女性向)
感想投稿日 : 2010年3月24日
読了日 : 2010年3月24日
本棚登録日 : 2010年3月24日

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