■幕末維新史に佐幕派武闘集団として異彩を放つ新選組―。隊士をはじめ、新選組に関わった男たちの生きざまを描く会心の小説集。巻末に東大教授・山内昌之氏との対談「新選組と日本精神」収録。
■■新選組隊士たちそれぞれにスポットを当てた短編集。土方さんや市村鉄之助、島田魁、沢忠助、相馬主計などが出てきます。時代はそれぞれで、維新前の話もあれば維新後の話もある。維新後の話は、泣けました。記憶の中で語られる新選組時代、死んでいった仲間達、生き残ってしまったことへの罪悪感。肉厚な文章で読み応えがありました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新撰組
- 感想投稿日 : 2011年8月18日
- 読了日 : 2006年11月14日
- 本棚登録日 : 2011年8月18日
みんなの感想をみる