ちはやふる(34) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社 (2017年3月13日発売)
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一区切り。3年生はそれぞれ受験へと足を進める。
そんな一区切りの最後、吹奏部と部室交換をかけたカラオケバトルが勃発し、そこで溢れた机くんの涙に、物語に寄り添っていた私たちも、思わず涙。

2年半、ただの時間だったものが、宝物になった。

カルタ部の皆と過ごした時間が、宝物。
何かに一生懸命になること。
誰かと一緒に勝ち負けを経験するとこ。
誰かの力になりたいと思ったこと。
後半が出来て、伝えたい事が出来たこと。
受け継いでくれる喜びを知ったこと。
あの時千早が、太一が声をかけていなかったら、ただ勉強をするだけの2年半になっていたかもしれない。
机君にとってカルタ部で過ごした2年半は、本当に今後の人生に多大な影響を与えたんだろう。
ちょっと思い出しただけでもこれだけ出てくるぐらいなんだから、きっと本当に、本当にあの時の机君は嬉しくて仕方なかったんだろうなぁ…。

そんな一区切りをつけた皆を見て、千早はというと、太一に促されるまま見た 名人VSクイーン戦 徹底解析番組で腹を決める。


それぞれが思うことが一気に出てきて、なんかもうそれぞれの場面で涙して、もう、最高かよ、の一言に尽きる。

名人になりたい須藤さんも、詩暢ちゃんのカルタへの想いも。
そして周防さんの詩暢ちゃんへの優しさも。
全部が全部、それぞれに視点を合わせていて全部に涙!
感想書いてても話がまとまらない!以上!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女:KC
感想投稿日 : 2018年8月16日
読了日 : 2017年5月7日
本棚登録日 : 2017年5月7日

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