一区切り。3年生はそれぞれ受験へと足を進める。
そんな一区切りの最後、吹奏部と部室交換をかけたカラオケバトルが勃発し、そこで溢れた机くんの涙に、物語に寄り添っていた私たちも、思わず涙。
2年半、ただの時間だったものが、宝物になった。
カルタ部の皆と過ごした時間が、宝物。
何かに一生懸命になること。
誰かと一緒に勝ち負けを経験するとこ。
誰かの力になりたいと思ったこと。
後半が出来て、伝えたい事が出来たこと。
受け継いでくれる喜びを知ったこと。
あの時千早が、太一が声をかけていなかったら、ただ勉強をするだけの2年半になっていたかもしれない。
机君にとってカルタ部で過ごした2年半は、本当に今後の人生に多大な影響を与えたんだろう。
ちょっと思い出しただけでもこれだけ出てくるぐらいなんだから、きっと本当に、本当にあの時の机君は嬉しくて仕方なかったんだろうなぁ…。
そんな一区切りをつけた皆を見て、千早はというと、太一に促されるまま見た 名人VSクイーン戦 徹底解析番組で腹を決める。
それぞれが思うことが一気に出てきて、なんかもうそれぞれの場面で涙して、もう、最高かよ、の一言に尽きる。
名人になりたい須藤さんも、詩暢ちゃんのカルタへの想いも。
そして周防さんの詩暢ちゃんへの優しさも。
全部が全部、それぞれに視点を合わせていて全部に涙!
感想書いてても話がまとまらない!以上!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少女:KC
- 感想投稿日 : 2018年8月16日
- 読了日 : 2017年5月7日
- 本棚登録日 : 2017年5月7日
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