うーん、表紙のタイトルに反して高村薫らしいといえばらしいんだけれどガッツリ固い本。
短い評論なんだけれどとにかく読みにくかった。
たまーに出てくるプライベートな部分がかいま見えるのが、ちょっとなんだか面白い。
でも、この言い方も失礼かもしれないが、女性がここまで俯瞰的かつ冷静に物事を書いていると思うと感心してしまう。
私自身が女で、読む本読む本なんというか女性的だからかもしれないが、「かっこいー」とさえ思う。
読んでて決して楽しくはないけれど、読んだ後に自分の意見はどうだろう、どうだったろう、と次につながる気持ちにさせてくれる一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2011年9月11日
- 読了日 : 2011年9月11日
- 本棚登録日 : 2011年8月4日
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