瀬谷中学の一年生になった成田テツオ。
友だちはまだいない。
二巻なので、これから色んな事件が起きたりして、友達がだんだん出来ていくんだろうなと思っていたら、そうでもなかった。思ってたんと違った。けれど私はこの展開好きだ。
アンリの推薦で広報委員になったテツオは、広報委員の活動を通して、中学生活を客観的に観察していくことになる。部活動の様子、初めての体育祭。
行事を通して、テツオの中で、漠然と感じていたことが、思考となり、言葉となって出て行く。菱田や小谷が少しずつ変わったように見えるように、テツオ自身も小学生の頃とは少しずつ変わっていくのだろう。
やっぱり後藤君が気になるな。中級編ではやっぱり友だちになれていないけれど、上級編ではそれらしきものにはなっててほしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小学校高学年
- 感想投稿日 : 2019年1月21日
- 読了日 : 2019年1月20日
- 本棚登録日 : 2019年1月20日
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